洗平比呂(八戸学院光星)の出身・身長や中学経歴！父や兄弟も凄い！

長い手足を活かし、147キロの速球を投げ込む左のエースとして注目したい八戸学院光星高校・洗平比呂選手。

高く上げた足で繰り出す球は甲子園連続出場で観客を魅了しました。

そして2024年3月18日からはセンバツ高校野球2024に出場。本人はもちろんですが、実は野球一家の洗平比呂選手。周囲にも野球に関わる意外な人物たちが勢ぞろいなのです。

この記事では

等お伝えしてまいります。

洗平比呂(八戸学院光星)の出身地

洗平比呂選手は中学生までは千葉に住み野球に取り組んでいます。小学生～中学生時代を調べてみました。

千葉で通っていた小学校は船橋市立二和小学校です。

船橋市立二和小学校時代は軟式の少年野球チーム「二和タイガース」に所属していたことが判明しています。

二和タイガース出身の洗平比呂君の
青森県、八戸学院光星が出場します。
皆さん、応援宜しくお願いします！

https://www.ikz.jp/hp/hutawa-tiger/

「二和タイガース」のホームページを見ると、「二和タイガース」出身と洗平比呂選手への応援メッセージが載っていますので間違いないようです。

二和タイガース出身の洗平比呂選手の八戸学院光星が東北大会優勝しました！
おめでとうございます🎊https://t.co/JoNcYano9X

— 二和タイガース (@hutawa_tigers) June 12, 2023

「二和タイガース」では八木が谷中学校隣のオリンピアグランドで週末練習を行っており、洗平比呂選手も小学校時代はここで野球練習をしていたと思われます。

小学校3年生で始めた野球でしたが、小学校６年生になると千葉ロッテマリーンズジュニアに選抜されるほどの頭角を表します。

洗平比呂(八戸学院光星)の身長・プロフィール

八戸学院光星・洗平比呂君
対学法石川完封(1安打10奪三振) pic.twitter.com/5S85uPU3hz

— 好きな背番号47 (@rokisonin47) October 24, 2023

画像からもすらりとした手足が目に入りますね。高く足を上げたフォームからキレある直球と変化球は自信に満ちていて強気なピッチング。この頼り甲斐ある左から繰り出される安心感あるピッチングに期待感が高まるのもうなずけます。

それでは洗平比呂選手のプロフィールをご紹介します。

洗平の苗字が珍しい

洗平比呂選手の名前は上記のプロフィールの通り洗平 比呂(あらいだい ひろ) と読みます。

”あらいだい”とはなかなか珍しい苗字ですね。

調べてみると洗平(あらいだい)の苗字は、なんと全国にわずか40名しかいない名前であることが分かりました。同じ苗字の人は確実に親戚である感じでしょう。

現福島県、宮城県、岩手県、青森県を含む四県の太平洋側である陸奥国北郡洗平邑発祥ともいわれるが、伝統的な名字である。

引用元：苗字由来net

洗平比呂の読み方と名前の由来はあだち充？

洗平比呂の名前の由来としましては、のちにご紹介する父親が関係してきます。

洗平比呂の名前「比呂(ひろ)」は漫画から名付けられました。

あだち充さんの人気漫画『H2』の主人公「国見比呂(くにみひろ)」が由来となっています。

父が込めた願いは「ヒーローになれますように」

『H2』の主人公「国見比呂(くにみひろ)」さながら、甲子園での活躍でする名前負けしない実力を発揮。お父さんは絶対に嬉しいですね。

洗平比呂(八戸学院光星)の出身中学校と経歴

船橋市立御滝中学校時代の洗平比呂選手は、硬式野球のチーム「佐倉リトルシニア」に所属していました。

佐倉リトルシニアは硬式野球をやりたい中学生のための野球チームです。シニアと聞くと年配層を想像しますが、ここではちょっと上のお兄さんを表しているんだとか。

佐倉リトルシニアのホームページには「第29期生/令和3年度修了生」として部員リストに洗平比呂の名前が掲載されています。卒業年度が同じである事、進学先に八戸学院光星高校(青森)の記載がある事から本人で間違いないようです。

参考：佐倉リトルシニア

洗平比呂の中学時代「佐倉リトルシニア」成績

洗平比呂(八戸学院光星)の中学時代の成績は下記の通りです。

部活ではなく硬式野球チーム「佐倉リトルシニア」所属の成績経歴となります。

洗平比呂の高校は

がんばれ八戸学院光星
がんばれ洗平比呂くん pic.twitter.com/e3FtFQzPCI

— ゆうくん@県営の妖精 (@fukada_yu2) August 12, 2022

高校1年の春から控えの選手としてベンチ入りした洗平比呂選手、同年夏の青森大会で初登板を果たし全国デビューを飾ります。部員数が171人もいる中でのベンチ入りはかなりの期待値ですね。当時の投球は最速137キロを誇っていますので無理もありません。

【甲子園データ】八戸学院光星・洗平比呂、青森勢で下級生の完封は太田幸司以来55年ぶり https://t.co/ksfWID1jDi

— ふくださん (@fukudasun) August 12, 2023

１年生から期待を背負う洗平比呂選手です。しかしある事がきっかけで更にチーム貢献への思いが強くなったといいます。

1年生ながら、2回戦の愛工大名電戦で先発し5回4安打1失点（自責0）。だがチームはサヨナラ負けを喫した。グラウンドで泣き崩れる先輩の姿を見て「自分がチームを勝たせたい」と強く思った。

引用元：日刊スポーツ

2回戦での敗退、サヨナラ負けを体験し悔し涙を見せる先輩の姿を見て「自分がチームを勝たせたい」と身体を徹底的に改造することを決意。熱い中投げ切れるスタミナをつけるため、1日6食の食事を摂り体重を7キロ増の76キロへと身体を作りあげ2023年を迎えます。

2年生となった2023年春大会ではなんと147キロと自己ベストを着々と更新してゆきます。東北大会を制したのは17年ぶりの快挙。

同年2023年の夏の甲園では、明桜高相手に完封勝利し、準決勝で強豪の青森山田に対し完封を記録するなど、ますます目の離せない存在となりました。

洗平比呂(八戸学院光星)の父・竜也は元プロ野球選手だった

全身じゃないけどメルト式なら使いやすそうな洗平竜也さん(確か03) pic.twitter.com/paEBMoAUp2

— イーティング与田 (@Eating_Yoda) June 10, 2021

洗平比呂選手(八戸学院光星)のお父さんはどんな方か調べました。

しかも高校は息子の洗平比呂選手と同じ、八戸学院光星高校出身のOBだったのです。

父・竜也さんは1994年～1996年の3年間連続で八戸学院光星高校エースとして青森大会決勝戦に出場し敗退を味わっていました。

洗平比呂選手が船橋から青森への進学することを、親としてはよく決意したなと思っていましたが、既にプロへ行く道を見越していける家庭環境にあったことが伺えます。

息子・歩人の雄姿をアルプス席から見守る 元中日の洗平竜也さん、率直な感想は「いいなあ」【高校野球】（中日スポーツ）- Yahoo!ニュース https://t.co/vpd5YuOsDN

アルプス席から息子たちの所属する八戸学院光星を応援する元中日投手の洗平さん pic.twitter.com/n9vodQAqeE

— のもとけ (@gnomotoke) August 7, 2022

息子たちの活躍に目を細める父・洗平竜也さんの応援がいつも見守っています。

父・洗平竜也のプロフィール

そっから始めてユニを作った選手が洗平竜也。沼が深いwwwwww

でも、ユニ着て阿久根の2軍戦で小山に気付いてもらえてイジられたのは凄く覚えてる。 pic.twitter.com/cskwlWYJdN

— うし多（自称） (@ushiya) March 8, 2019

それでは父・洗平竜也さんのプロフィールをご紹介します。

八戸学院光星高校でエースだった父・竜也さんは142キロの速球を投げる左の選手として注目されていました。

2001年に中日ドラゴンズに入団し、プロの道を歩みます。しかし思うような結果が出せずに戦力外通告された2003年。

その後は社会人硬式野球クラブ「東海REX」でプレーしますが、2007年に現役を引退。

引退後は後指導者としての道を歩みます。

洗平比呂の兄・歩人も現役野球選手

洗平比呂選手の兄・荒平歩人さんも同じ高校出身でした。

洗平比呂選手が1年で八戸学院光星高校野球部に入部した年は歩人さんが3年生で、青森大会の優勝に兄弟が一緒に活躍していたのです。

兄の洗平歩人さんのプロフィールをご紹介します。

光星、洗平といえば。94〜96夏青森大会決勝で敗退した元中日の洗平竜也氏を思い出す。
光星は94は八戸、95は青森山田、96は元中日工藤がいた弘前実に逆転負け。
97春にあっさり選抜に出場すると常連に。
ついにご子息が光星に。 pic.twitter.com/eGyBAmR0Bw

— あっくん@ (@acm_rosso_nero) September 5, 2020

兄の歩人さん、現在も國學院大學に進学し野球を続ける現役の選手なのです。

八戸学院光星高校ではエースとしてチームを引っ張り主将をこなしていた歩人さん。

その経歴に続くように後を追う弟の比呂選手。しかも兄・歩人さんの背番号「1」を引き継いでチームの要として活躍してゆきます。

洗平比呂の叔父も凄かった

洗平比呂選手の父親が元プロ野球中日ドラゴンズの選手で驚きましたが、それだけではないんです。

父親の荒平竜也さんには一卵性の双子の弟がいるのです。

叔父の隼人さんも八戸学院光星高校に進学し、野球にいそしみます。

卒業後は兄である(比呂選手の父)竜也さんと同じ東北福祉大学に進学するという野球人としての道を進みます。

卒業後は社会人野球「東海マークス」に在籍し正捕手として活躍する野球選手でした。

叔父・洗平隼人のプロフィール

洗平比呂選手の叔父である洗平隼人さんのプロフィールはこちらです。

洗平比呂のいとこがまさかの野球部

洗平隼人さんには息子さんがいます。

洗平比呂選手・荒平歩人さんのいとこにあたるのが「荒平空亜」さん。

何と、洗平兄弟と同じ八戸学院光星高校にいました。そして同じ野球部に所属する部員でした。

いとこの荒平空亜さんのプロフィールはこちらです。

いとこの空亜さん、2020年は地元岐阜の退会「村瀬杯岐阜県選抜East2020」のメンバーに選出されています。

洗平比呂選手のいとこ・空亜さんが野球に携わってきたのは、比呂選手の父・竜也さんに憧れたことがきっかけだそうです。

比呂投手の父、竜也さんは空亜さんにとっての伯父。その姿にあこがれて野球部に入部した。ベンチ入りは逃したが、「全力で選手たちを鼓舞してチームに貢献したい」と志願し、太鼓の担当になった。

引用元：読売新聞

2023年の夏の甲子園ではマウンドで活躍するいとこ比呂選手を自ら応援しています。

父親同士が野球選手、そしてその子供たちも野球の道を進み全員が同じ高校に通ったという何とも不思議な強い絆を感じます。

まとめ

八戸学院光星高校の左のエース洗平比呂選手についてお届けしました。

千葉県船橋市出身の洗平比呂選手。

兄の歩人さん・父親の竜也さん・叔父の隼人さん・いとこの空亜さんと多くの野球人が家族親戚にいる環境で育っていました。

身長177センチで手足が長く中学・高校と左の速球でチームに貢献してきた実力者です。

高校では2年連続甲子園出場しており、経験もあるため、3年の甲子園は更に素晴らしい試合を見せてくれるのでは楽しみな選手です。