2023年5月20日(土)に行われた『THE SECOND~漫才トーナメント』の結果をまとめてご紹介します。※これ以降は「ザセカンド漫才」でお伝えします。
結成16年以上の漫才師No.1トーナメントが初めての試みで開催され、ザセカンド漫才がTwitterでトレンド入り。
ザセカンド漫才への期待値がものすごく高かったことが判ります。
ここでは、気になる準決勝~決勝までの結果や審査のコメントをまとめてご案内します。
ザセカンド漫才 準決勝での得点
ザセカンド漫才の準決勝に出場されたのは「マシンガンズ」「三四郎」「囲碁将棋」「ギャロップ」の4組でした。
第1試合と第2試合に分かれてこの4組が競います。
準決勝にあたり、準々決勝で得点の高い方が先行後攻を決めました。
マシンガンズ×三四郎 第1試合準決勝得点
画像:https://www.fujitv.co.jp/the-second/
ザセカンド漫才の準決勝に進出の第1試合は「マシンガンズ」対「三四郎」です。
2組の得点はこちらです。
準決勝第1試合 | 1点 | 2点 | 3点 | 合計 |
マシンガンズ | 1人 | 14人 | 85人 | 284点 |
三四郎 | 3人 | 38人 | 59人 | 256点 |
マシンガンズは何と284点を獲得し、三四郎に大差をつけて決勝進出を勝ち取りました。
三四郎は残念ながらここで敗退です。
囲碁将棋×ギャロップ 第2試合準決勝得点
画像:https://www.fujitv.co.jp/the-second/
ザセカンド漫才の準決勝に進出の第2試合は「囲碁将棋」対「ギャロップ」です。
【囲碁将棋×ギャロップの準決勝得点】
準決勝第2試合 | 1点 | 2点 | 3点 | 合計 |
囲碁将棋 | 0人 | 16人 | 84人 | 284点 |
ギャロップ | 2人 | 12人 | 86人 | 284点 |
見てお分かりのように、囲碁将棋もギャロップも284点の同点です。
同点の場合は「3点」の多い方の勝ちというルールの元、ギャロップが決勝に進出しました。
事実上の決勝だった弊社の先輩が進出されてよかったデスとコメントする囲碁将棋。
ザセカンド漫才 準決勝審査コメント
アンバサダー松本人志さんは「3組が同点て絶対ヤラセやん。バレバレやん。」と会場を盛り上げます。
審査員は会場にいらっしゃる一般の方々100名。
会場では審査発表後、審査員としてのコメントをいきなり求められていました。
準決勝の審査員コメント マシンガンズ×三四郎
会場にいる一般審査員の方々のマシンガンズさん×三四郎さんへのコメントです。
マシンガンズのお2人は本当に勢いがあった。テンポのいい漫才で日常を笑いにしている感じがしてすごく面白かったです。三四郎もスパイスの効いたお笑いですごく楽しませてもらいました。
マシンガンズさんはメチャクチャ勢いがあって2本目でさらに気持ちよくなっていると思いました。三四郎さんはネタの角度のところがすごいニッチなところへいっててとても面白かったです。
準決勝の審査員コメント 囲碁将棋×ギャロップ
会場にいる一般審査員の方々の囲碁将棋さん×ギャロップさんへのコメントです。
囲碁将棋さんは緊張が取れて声のトーンが上がった感じがしてすごく面白かったです。ギャロップさんは事実上決勝という位両方面白かったと思いました。
ザセカンド漫才の優勝はギャロップ
ザセカンド漫才2023の優勝に輝いたのは、結成19年の「ギャロップ」のお2人です。
初代チャンピオンおめでとうございます!!!#ザセカンド #THESECOND #ギャロップ pic.twitter.com/Q3yDQCkXCX
— 大阪府の赤出汁 (@DAI_JARU) May 20, 2023
ザセカンド優勝者のギャロップには、賞金1,000万円と英国屋のオーダースーツの仕立て券が渡されました。
「本当に劇場の出番があんまりなかったんです。これで優勝したら出番があるんですよね?」
「2019年に松本さんに4回ほどハゲてないと言われました。今回はハゲがウロチョロと言われてそれだけで出場してよかった!」
ギャロップのお2人からの優勝のコメントも面白く、常に人を楽しませ笑わせたいという気持ちが見えましたね。
舞台の仕事が無かったり、関西中心の活動でくすぶっていたギャロップが第1回大会の栄えある初代優勝者を勝ち取りました。
くすぶってるみんな!夢めちゃめちゃあるよ~!!と最後には力強い言葉!心からの祝福を送りたくなりました。
ザセカンド漫才の決勝戦の得点
画像:https://www.fujitv.co.jp/the-second/
ザセカンド漫才の決勝は「マシンガンズ」×「ギャロップ」の戦いでした。同点だった為、大会ルールにのっとり準決勝で「3点が多かった」ギャロップが後攻を選んでいます。
【準決勝での3点を押した人数】
マシンガンズ 85人
ギャロップ 86人
※どちらも準決勝の得点は合計284点
【マシンガンズ×ギャロップの決勝得点】
決勝 | 1点 | 2点 | 3点 | 合計 |
マシンガンズ | 5人 | 44人 | 51人 | 246点 |
ギャロップ | 1人 | 22人 | 77人 | 276点 |
決勝得点が発表され、マシンガンズは246点を獲得します。
しかし、結果を聞いてマシンガンズ「低くないですか!?」と思わず。
これに対し司会の東野さんから(この得点を)どう思いますかと聞かれたギャロップは「嬉しいです。」
(いや、まだギャロップの審査結果出てない…)
この掛け合いもさすがベテランですね。
決勝行けるとは思わなかった。囲碁将棋と同点で決勝進出したギャロップ。
松本人志さん:ギャロップのネタはすごかったね。元気球をどんどん大きく作っていって最後にパン!てなんやお前!
最後の回収が”パン”とは作り込まれたネタにやられましたね。
決勝口コミ みんなの反応
#THESECOND
魂の叫び&勢いと壮大なフリ。
わかんないけど、見てる感じだとマシンガンズ勝ちそう。
ギャロップは壮大なフリからの笑いが長かった印象。
面白かったけど、笑い声だけなら、フリからのが大きかったし— りーふ (@rew23zo90) May 20, 2023
途中のグダッと感は否めないし、わかっていたけどオチのパーン!に綺麗に繋がって形式美でとても美しかったwww
#THESECOND— ひより (@hiyohiyoringo) May 20, 2023
「パンの一撃」に賭けたギャロップ。
最初のパンが布石感が無かったので爆発力に繋がったけど、6分というネタ時間の特性上、前振りがTVのコンテスト漫才史上、過去イチの長さ。
吉と出る凶か、凶と出るか。
#THESECOND #fujitv— 20年生きた猫の同居人 (@kf44lmy27) May 20, 2023
これはギャロップだろー!
6分を生かした助走の長い、一笑いへの爆発力!
マシンガンズは弾切れ感しか…。#THESECOND— 月刊無一 (@m1m58) May 20, 2023
これはギャロップだろー!
6分を生かした助走の長い、一笑いへの爆発力!
マシンガンズは弾切れ感しか…。#THESECOND— 月刊無一 (@m1m58) May 20, 2023
マシンガンズはやっちまったな。
芸歴25年のコンビが3本目のネタがない訳ないじゃん。
ネタない風のネタ選んで外したな。
そういう最後の決断を間違うとこが、優勝出来ない理由なんだろうなぁ〜
決断は大事だわー良い反面教師だw#THESECOND
— ウォルフガング ファービーキーチー (@Wolfgang504) May 20, 2023
ギャロップやっぱり面白いわ。あれだけ長尺の話を喋れるのが16年以上やってる漫才師なんよなぁ、やっぱり☺️#THESECOND
— おため (@otame214) May 20, 2023
感
ザセカンド漫才はさすが16年以上のベテラン感の漂う大会でしたね。
誰が優勝してもおかしくないネタばかりで、引き込まれてしまいました。ギャロップさんのパンの一撃を評価する口コミが多く見られました。
ザセカンド漫才の決勝審査コメント
ザセカンド漫才の決勝は結成25年目マシンガンズと結成19年目ギャロップとの対決となりました。
会場にいる一般人審査員の方の生のコメントです。
お疲れ様です。マシンガンズさんはライブを観てる、いつも観に行っている感じですごく面白かったです。ギャロップさんは6分を有意義に使っていてすごいなぁと思いました。お疲れ様でした。
お疲れ様です。マシンガンズさんの方は即興性が感じられました。ジャズ漫才というか滝上さんの…(みんないじるのな!)大好きです。ギャロップさんは正反対で、ニヤニヤしながら6分過ごせました。
いきなり指名されてコメントを求められてちゃんと答える一般人の審査員の方々も度胸ありますよね。
ここで松本人志さん「皆さんに言うときますけど、東野漫才やったことないですからね」と暴露で会場の笑いを誘います。
さすが松本人志さん。司会の東野幸治さんタジタジでした。
ザセカンド漫才の大会得点方法や審査員
ザセカンド漫才の得点方法や審査員についてです。
得点方法は一般の方100名審査員による審査のみ。
持ち点は「1点・2点・3点」で、どちらも同じ点を付けても可。
同点の場合は、3点を押した人数の多い方が勝ち。
『THE SECOND~漫才トーナメント』は結成16年以上のプロの方のみが参加できる
即席ユニットでの出場は出来ない大会です。
しかも全国ネットの漫才賞レース番組で優勝したことがない方と制限付きです。
だからこそ「くすぶってるみんな!夢めちゃめちゃあるよ~!!」とギャロップのお2人が感極まって発したほどの夢ある大会となっています。
アンバサダーが松本人志さんで大会の顔としていらっしゃることでピリッとしまっていました。
まとめ
『THE SECOND~漫才トーナメント』の結果をまとめてご紹介しました。
初代優勝者はギャロップでしたが納得の結果でした。
ザセカンド漫才決勝の得点は”審査員が一般人”と異例の方法が採用されました。”先輩だから…””後輩だから…”や”事務所が同じだから…”などの忖度の無い方法が素晴らしいです。
松本人志さんが「誰もが傷つかない大会」と口にしていましたが、まさにそれを実践されたいい大会でした。
長く頑張っていると出場資格が無くなる大会が多い中、ベテランが活躍できる機会が増えてお笑い好きには嬉しいですね。