WBCで沸き立つ日本。そうそうたるメンバーの活躍やあの大谷翔平選手の出場に、応援にも熱が入ります。
そんな大谷翔平選手のそばにいつもいる男性が通訳の水原一平さんです。
水原さんとは日本ハムの同期入団なんだとか!
選手では無いのに、注目度の高い水原一平さんとはどんな人物なのか気になります。
- 大谷翔平選手と水原一平さんとの出会い
- 31人目の侍ジャパンの訳
についてご紹介します。
大谷翔平選手と水原一平の出会いは日ハム同期入団
大谷翔平選手と水原一平さんの出会いは2013年です。
日本ハムファイターズに同期入団しているのです。
と言っても、大谷翔平さんは野球選手として入団。
2012年にNPBドラフト1位指名を受けて北海道日本ハムファイターズに入団しています。
一方の水谷一平さんは通訳としての所属になります。
2012年から北海道日本ハムファイターズの球団通訳となりました。
立場が違いますがお二人は2012年の同期入団を期に知り合ったのです。
この出会いが今現在までも続いていますので、かれこれ10年を超えるお付き合いということになりますね。
水谷一平31人目の侍ジャパンと呼ばれる訳
水原一平さんは通訳というお仕事でありながら、31人目の侍ジャパンとも呼ばれています。
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が行われている現在、水谷一平さんは通訳として日本チームに同行しています。
ここでは、大谷翔平選手の専属通訳としてだけではない活躍を見せていてチームには欠かせない31人目の侍なのです。
初の日系選手として起用されたラーズ・ヌートバー選手の通訳もされ、練習の流れやコーチとの会話をスムーズに行う上で水原一平さんが力となっています。
今や大人気のラーズ・ヌートバー選手の、WBC日本代表への招聘にも一役買っているのでした。
水原一平が栗山監督とラーズ選手の橋渡し
WBCが始まる前、通訳の水原一平さんが栗山英樹監督の意向でラーズ・ヌートバー選手に出場資格の確認の電話をかけて橋渡しをされていました。
水原一平さんの電話を受け、ラーズ・ヌートバー選手がWBC・侍ジャパン代表入りの可能性を母親の久美子さんに話したのは2022年11月か12月頃でした。
その後、通訳の水原一平さんと栗山英樹監督、ラーズ・ヌートバー選手とのZoom面談がありお母さんも同席されて代表入りが決まりました。
すでにWBC・侍ジャパンでの通訳として水原一平さんのお仕事は始まっていたのです。
ラーズ・ヌートバー選手はお母さんが日本人ですが、日本語が離せません。そのため水原一平さんは栗山監督との橋渡しには欠かせない人物なのです。
水原一平はいつから大谷翔平の専属に
2012年に北海道日本ハムファイターズの球団通訳になったと大谷選手との出会いでご案内しましたが、専属通訳となったのは2017年です。
世界で活躍する大谷翔平選手といつも一緒にいる水原一平さん。通訳として球界でも有名な方なんです。
2010年からメジャーリーグのボストン・レッドソックスに所属の日本人選手・岡崎秀樹選手の専属通訳となりました。
2012年より北海道日本ハムファイターズの球団通訳として、外国人選手の通訳や生活面での細やかなサポートをされてきました。
大谷翔平選手が北海道日本ハムファイターズからロサンゼルス・エンゼルスへ移籍の際に一緒に移籍した水原一平さん。この時から専属通訳となったのです。
大谷翔平と水谷一平は仲良し
公私ともに仲が良いとされる大谷翔平選手と通訳の水谷一平さんです。
大谷翔平選手のスケジュールに合わせて動く水原一平さんの仕事は多忙を極めています。
- キャッチボールの相手をこなし
- 移動の際には車の運転手となり
- もちろん他の選手や監督との通訳も
- 孤立しないよう気を配ったり
他の選手と共通で出来るスマホゲームをダウンロードして、孤立しない様気を配る細やかさ。
2人は10歳も離れていますので、2012年の同期入団の際にはそこまで親密ではありませんでした。
ルイス・メンドーサ選手担当時に、ルイス選手と大谷翔平選手が隣同士のロッカーだった事から話す様になったと言います。
大谷翔平選手の専属通訳となった水原一平さんの仕事は多忙を極めています。
しかしメジャーリーガーとなった際にはアメリカへ一緒に来てほしいと大谷翔平選手からオファーを受けていた事もあり、相当の覚悟はされていたのかもしれません。
大谷選手について語った、Sports Graphic Number 963号(2018年10月11日発売)掲載の記事